戦場で大活躍を魅せる主人公の信ですが、初陣の時はどうだったのか?
キングダムも単行本が50巻を越えていて、初陣は序盤の巻なので大分忘れた方が多いと思います。
ですからここで1度信の初陣の活躍や出会いなどを振り返っておきましょう。
目次
信の初陣の時の年齢は?
キングダムで信の初陣は始皇2年の蛇甘平原の戦いです。
始皇4年の秦趙同盟の頃が17歳と明記されているので信の初陣の時の年齢は15歳ということになります。
ただ、この頃政も17歳だと作中から読み取れます。
そうなると政も蛇甘平原の戦いの時は15歳になるのです。
少しややこしいので捕捉します。
- 始皇元年 政(13歳) ※作中に明記あり、確定。
- 始皇2年 政(14~15歳)? 信(14~15歳)?
- 始皇3年 政(15~16歳)? 信(15~16歳)?
- 始皇4年 政(17歳) 信(17歳) ※共に明記あり、確定。
上下の年齢が確定しているのですが、少しズレがあります。
なので信の初陣の時の年齢は14~15歳だと言えそうです。
それとこの情報から、信と政は同い年だと考えてよさそうですね。
信の初陣の立場は?
信は初陣の時は1歩兵でした。
王弟・成蟜の乱を鎮圧して嬴政を玉座に戻した立役者と言っても過言ではない信でしたが、さすがに戦場では1兵卒からのスタートでしたね。
ちなみに、成蟜の乱は公にされていなかったので信のことを知る人間は、同じ出身地の城戸村の仲間だけでした。
初陣の場所は?
秦軍が魏国を侵攻して蛇甘平原で激突しました。
その名の通り平原です。
ちなみに、この場所を選んだのは魏国の大将で魏の装甲戦車隊が活きる為でした。
戦車隊が活躍するためには平原が1番ですからね。
初陣の相手の総大将は誰?
魏国の総大将は呉慶でした。
この呉慶は戦国四君の1人信陵君の元食客頭だった人物です。
戦国四君とは、その国の王にも匹敵する権力を持ったほどの人間達で、多くの才能のある人物を食客として囲っていた有力者達でした。
呉慶はその中でも戦争に関する才能で信陵君に召し抱えられていたようです。
ちなみにこの後、秦軍に対する呉鳳明は呉慶の子です。
2人とも魏軍を代表する知略型の将軍でした。
初陣の時の秦軍の将軍・総大将は誰?
秦軍の総大将は麃公将軍でした。
後に信との関わりも深くなってくる将軍ですね。
当初麃公将軍は味方を多く殺しまくる危険な将軍だと軍の一部では思われていました。
この戦でも序盤多くの兵が無駄な犠牲になっているように見えていました。
しかし最終的にはそれが尊い犠牲となり戦に勝利を手繰り寄せたのでした。
本能型の極みの麃公将軍らしい戦い方と言える戦いだったでしょう。
麃公将軍がお気に入りになりつつある方には是非ともオススメしたい戦いがこの蛇甘平原の戦いです。
初陣での出会い
初陣では多くの才能出会いもありました。
後々関わってくる麃公将軍や後の飛信隊の面々。更にはこの戦で亡くなってしまいますが、千人将の縛虎申もいました。
しかし何といっても大きな出会いはやはり王騎将軍でしょう。
実は信は王騎将軍とこの戦の途中で初めて出会っており、言葉を交わしているのです。
王弟・成蟜の反乱の際に幾度も登場していた王騎将軍だっただけに信との対面がここで初めてだったというのも意外だと思われる方も多いことでしょう。
さらにこの戦いで羌瘣とも出会っています。
共に1歩兵で同じ伍を組むという運命の出会いでしたね。
今やキングダムの公式人気ランキングでナンバーワンの人気の羌瘣との出会いはこの初陣でした。
その羌瘣も最初の初登場時は得体の知れない謎のキャラクターでしたね。
羌瘣のキャラクターについて詳しくは下のリンクからどうぞ。
こう見ていくと信のその後の核になる様な出会いが初陣の時に多くあった訳です。
初陣で信はどんな武功を挙げた?
初陣で信が撃破した主な相手は次の通りです。
- 魏の部隊長×2
- 魏の装甲戦車長
- 弓使い黄離弦
- 麻鬼(将軍?)
主な活躍は上の通りですが、途中で戦の観覧にきた王騎将軍と武将の話をしたりと、その後の信にとってかなり有益なこともありました。
この戦が終わってから信は王騎将軍の元に修行ををつけてくれるように頼みに行くのですが、その原因になった出会いですね。
また、魏の副将・宮元の丘で倒した弓使い・黄離弦との闘いで信は近距離で弓使いの矢を何度も剣で防ぐなど武の天稟を垣間みせています。
初陣の結末
最後は秦軍総大将・麃公が魏軍総大将・呉慶を一騎打ちで破るのでした。
しかし、本来知略型の呉慶将軍は策が尽きて一騎打ちをしたのではありませんでしたね。
侵略者に対する並々ならぬ想いが退くことを許さず、負けるかも知れないと分かっていても一騎打ちに出た熱い闘いでした。
麃公将軍もその想いを汲み取って相手を知って呉慶を葬りました。
この戦いで信は一気に百人将に!
初陣の武功で信は1歩兵から一気に百人将へとかけ上がって飛信隊が結成されます。
そのメンバーも初陣の戦友が核になっていますし、飛信隊の名付け親もこの戦いで出会った王騎将軍でした。
これらはその後の信が活躍する土台となるものですので、初陣での出会いは本当に貴重なものだった事が分かりますね。
信にはこの初陣の出来事や出会いを一生の宝物としてもらいたいものですね。
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