【キングダム】山の王・楊端和(ようたんわ)の特徴まとめ!

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山の王という名に似合わず、美しい容姿の楊端和。

女性でありながら武力・軍略共に山民族で屈指の実力です。

そんな美しく強いという魅力的なキャラクターですから当然読者からの人気も高く、キングダム公式人気ランキングでも上位にランキングされました。

⇒キングダム人気投票 結果

この記事では楊端和の魅力を余すことなく伝えていきます。

楊端和の事を知りたい人は要チェックです。

山の王・楊端和特徴大全

ここでは知っておくべき楊端和の特徴を余すことなくまとめていきます。

楊端和の初登場シーン

楊端和の初登場シーンはかなり早く、単行本の3巻第20話です。

王都奪還編で嬴政一派が山の王・楊端和に会いに行った場面でした。

 

この時に400年前の秦国と山界の盟を見事に復活させることに成功。

以後の王弟・成蟜の乱を鎮圧・王都奪還に繋げました。

 

楊端和は実在した武将で史実にも登場する

楊端和は秦の実在した武将で、史実にもその名が残っています。

しかし『女性・山の王』等のキングダムの設定はオリジナルなものです。

 

史実にそういった細かい情報が残っていないので詳しい人物像は分からないのです。

 

しかし、実際に楊端和という武将が存在したというのはかなり興味深いですね。

史実の人物はキングダムの楊端和とイメージがかけ離れていたとしても見てみたい気がします。

 

ちなみに、原先生の当初の案では山の王は年老いた男性でその孫の女戦士がいたようです。

それが楊端和の元となったキャラクターとなりました。

山界の『死王』の別名

楊端和の異名として『死王』があります。

実はこの異名の由来は作中で明かされていません。

恐ろしい人物を想像してしまうネーミングですが実際、楊端和の見た目は『死王』のイメージとはかけ離れています。

 

つまり、見た目と言うよりはこれまでに残してきた実績や戦い方を指して『死王』としていると考えられます。

それほどまでに山界での影響力が大きいということでしょう。

 

山の王・楊端和は山界の覇者?

上の項で語った通り、楊端和は別名『山界の死王』と呼ばれています。

一見すると楊端和が山界の覇者かと思ってしまいますが実はまだ山界を制した訳ではありません。

その証拠として合従軍戦で秦国の絶体絶命のピンチに駆けつけて救った時も、その数日前まで山界の覇権を争って敵の一大勢力と戦っていたことが語られています。

山界には様々な部族がいて、楊端和はその中の一大勢力を率いる王だということが分かります。

少なくとも百を超える部族を統一しておりそれは楊端和のカリスマ性が成せる業なのです。

仮面を外すのは楊端和だけ?

楊端和仮面を外す

出典:キングダム/集英社

山の民は全員独特な仮面をしています。

この仮面、山の民は全員外すことはないのですが楊端和はよく仮面を外します。

と言うより外しているシーンがほとんどです。

この理由は明かされていません。

 

これは物語上の理由というよりも楊端和のビジュアルが原因だと思われます。

楊端和が美女である設定なのでそれを隠すのは勿体ないといったことなのかもしれません。

 

または王の特権として仮面を外す事を許されているということも考えられます。

可能性は低そうですが…

 

ちなみに、楊端和の仮面も軽く恐怖を覚える様なデザインをしています。

まさか仮面の下が美しい女性だとは誰も思わないですよね。

そこは作者の原先生がギャップを狙ったのでしょう。

 

楊端和は義理深い性格!?

王都奪還編で秦王・嬴政と盟を結んで共に戦った時も合従軍戦で秦国を救った時も楊端和たち山の民は同盟の名の下に血を流しています。

合従軍戦で秦の大ピンチに駆けつけた時は山界の覇権を争うために北のバンコ族との大戦の途中でした。

 

それを投げ出してまでも同盟を結ぶ仲間の為に駆けつけた楊端和。

山の民同様、その王も非常に義理深く人情に溢れた性格なのでしょう。

 

その他の楊端和の性格が分かる場面としては、楊端和の発言で、自身は他の勢力と同盟してでもいいから世界を広げたいとの発言がありました。

 

つまり、もっと多くの人々と関わりあったり多くの文化に触れていきたいということでしょう。

その為の手段としての武力であり、同盟であるということですね。

 

ここから分かるのは楊端和のスケールの大きさです。人々を統べる王として相応の器を感じさせます。

 

楊端和の右腕バジオウ

楊端和とバジオウ

出典:キングダム/集英社

楊端和の勢力で最強の戦士と言えばバジオウです。

バジオウは平地の言葉を話すことが出来る数少ない山の民の人間です。

 

このバジオウ楊端和に忠を誓っており、楊端和を守るためなら命すら投げ出す程の想いがあります。

それは楊端和との出会いに理由があるのですが…

詳しくは下の記事を参照下さい。

関連記事:山の民・バジオウが死亡って本当?生い立ちから完全まとめ

ともあれバジオウは楊端和の最側近とも言うべき存在なのです。

 

楊端和の強さは山界一!?

ここからは楊端和の強さについてまとめていきます。

楊端和の強さを示す戦歴や特徴を挙げていきます。

武将としての特徴は万能性!?

武将としての楊端和の特徴を一言で挙げるなら『万能性』です。

戦場では武力と知略の両面で高い能力を発揮します。

 

敵将を討つ重要な場面などでは勝利を決めてしまう様な決定的な仕事をこなす剛将となり、戦の序盤戦や最終局面では軍師の様な采配を振るといった『万能性』があるのです。

楊端和の武力

楊端和の武

出典:キングダム/集英社

双剣を武器とする楊端和。

山の民の中でも最強の武力を持ちます。その強さはまだ底がしれません。

強い相手との一騎討ちの場面が少ないのがその要因ですが、犬戎族・ゴバとの一騎討ちの場面では山の民の中でも屈指の武力を誇るバジオウと互角の相手だったにも関わらず楊端和は圧勝しています。

 

このことから、かなりの武力があるのは間違いないでしょう。

今後、楊端和が一騎討ちで苦戦する場面が出てくるかもしれません。

その時に楊端和の武力がどのレベルのものなのかが分かるでしょう。

 

最強クラスの突破力

戦場での楊端和の活躍を語る上で欠かすことが出来ないのは楊端和を先頭とした部隊の圧倒的な突破力です。

 

少数部隊を率いての突破力は非常に高く、その威力は弾丸のように速い突破力だと評されています。

 

合従軍戦で最終局面に援軍に行った蕞でも圧倒的な突破力を見せて李牧の側近の傅抵を驚かせています。

単純に部隊の突破力でいうと作中最強クラスだと考えられます。

軍略

楊端和はいつも正面から敵をねじ伏せる。

側近のバジオウがそう話す通り、破壊力のある山の民の兵と己の爆発的な突破力を武器に戦います。

 

しかし、相手がそれでは通用しない場合には楊端和自身を囮にして相手の本陣を突く戦い方をするのです。

この戦い方を多用して楊端和は山界の部族をまとめてきました。

 

この戦い方が楊端和の基本戦術だと言えます。

 

天下の大将軍の器

新・六大将軍に就任した楊端和。

このまま中華を席巻する大将軍になっていくのでしょうか?

この項では楊端和が天下の大将軍へとなっていく器なのかを考察していきます。

大将軍の条件に当てまはる楊端和

キングダムでの大将軍の条件として挙げられるのは以下の通りです。

  • げきによる士気の爆発を発動出来る。
  • 状況が劣勢でも勝つための戦略を描ける。
  • 関わった人々の想いを双肩に宿す。

鄴攻略戦で列尾城を落とす時に楊端和は山の民の兵達に檄をとばして士気が爆発します。

これは正に大将軍の成せる業でした。

 

また、戦局がかなり劣性でも常に勝つための策を取る姿勢というのは鄴攻略戦の橑陽城を落とした戦いでも見せてきました。

これも大将軍の性質に合っています。

 

最後に、想いを双肩に宿しているのかというところです。

ここについての具体的な描写は今のところ作中では出てきていないことからまだ不明です。

しかし、山界の百を超える部族を統一してきた事実や敵だった者達を家族の様に迎え入れてきた事をふまえると多くの戦友や敵の想いを背負っているのは間違いないと考えます。

結論として楊端和は天下の大将軍の資質を全て持っていると言えるでしょう。

楊端和の戦歴・略歴

作中で描かれている楊端和の戦歴・経歴を順を追って振り返っていきます。

王都奪還編で秦王・嬴政と共に戦う

王弟・成蟜の反乱によって秦国王都・咸陽を追われた秦王嬴政が頼ったのが四百年前に秦国と盟を結んだ山の民の力だった。

 

楊端和は嬴政の想いに共鳴し同盟を復活。

嬴政と共に戦い成蟜一派を一掃して咸陽を取り戻した。

山界での勢力を広げる

王弟の反乱後、山界での勢力を拡大していく楊端和。

北の大騎馬民族・匈奴との決戦に向かった山民族。そこで見たのは策に嵌められて一方的にやられた十万を超える匈奴軍のしかばねだった。

 

策にめた趙の将軍の名前は李牧。

 

現在秦と大戦を戦う趙の将の名前に危機感を覚えた楊端和は嬴政にこの情報を伝えに自ら秦王都・咸陽へとおもむく。

 

合従軍戦で陥落直前の蕞を救う

覇を進める秦国に対して危機感を覚えた他の六国は李牧を中心として各国軍が集まった合従軍を結成。秦滅亡を目指す。

対する秦も全ての戦力を国門・函谷関へと集め守城戦へと展開する。

 

何とか守りきった秦だったが李牧率いる各国の精鋭隊が知らぬ間に函谷関の裏へと抜けていた。

その後秦王都・咸陽の一つ手前の城・蕞で一大決戦となり秦軍も健闘するも遂には蕞の門を破られる。

 

蕞陥落かと思われたが、嬴政の要請に答えて援軍へと向かっていた楊端和率いる山の民軍がギリギリ間に合う。

虚を突いた攻撃によって合従軍を蹴散らした山の民軍は敵を追い返すことに成功。

 

秦国の存亡の危機を救うこととなった。

 

ちなみに山の民軍はこの時、北の大勢力バンコ族との一大決戦の真っ最中だったが、これを投げ出し秦の援軍へと向かったのであった。

 

大将軍級の爵位を受ける

合従軍戦で秦軍の絶体絶命の場面を救った功によって秦王から『大造上』という爵位を貰った楊端和。

 

この爵位は大将軍に相当するもので、秦国としても楊端和ら山の民軍に対して大将軍級の働きに期待をかけ始める。

 

魏国の不落の城衍氏城を急襲・陥落させる

魏国の不落の城衍氏城を昌平君の秘密裏の命により楊端和率いる山の民軍が急襲。

敵の虚を突き衍氏城を見事に陥落させた。

 

鄴攻略戦で連合軍の将軍の1人を務める

秦国の中華統一の夢を達成するための重要な一戦・鄴攻略戦で三軍からなる連合軍で趙国王都圏を攻めた秦軍。

楊端和はその中の一軍を率いることになる。

 

趙の城・橑陽攻略を任された山の民軍は楊端和とバジオウが命を失う危機を迎える程追い詰められる。

しかし最終的には楊端和自ら囮となり守りが薄くなった橑陽城を別動隊が陥落させ見事に勝利を手にするのであった。

新・六大将軍に就任

いよいよ中華統一へと本腰を入れた秦軍は戦争の自由を各将に与えた六大将軍という制度を復活させる。

 

その六大将軍の一席に第四将として楊端和が選ばれ、秦国と共に『世界を広げるための戦い』へと入っていく。

⇒六大将軍とは?

楊端和がこれまでに討った武将

ゴバ

橑陽戦で対峙した犬戎族の将・ゴバを瞬殺した楊端和。

実はこのゴバ、山の民最強の戦士であるバジオウと一騎打ちをしており互角の攻防を繰り広げた程の実力の持ち主でした。

 

この事実から楊端和は山の民の中では圧倒的な武力の持ち主であるということは確定です。

 

これ以外に有名武将との一騎討ちのシーンが作中に無いため、楊端和の情報としては貴重なものとなっています。

 

しかし楊端和が秦国の六大将軍に就任したことで、今後は実力が拮抗した相手との白熱の一騎討ちが期待されます。

その時に楊端和の武力がどれ程のものなのかがが分かるでしょう。

 

楊端和の最後は死亡する?今後を考察!

キングダムの最後を秦による中華統一だとすると楊端和が最後まで生き残るというのは微妙なところになります。

というのも史実での楊端和の名前が紀元前229年を最後に無くなってしまうのです。

 

これは秦国による中華統一の前ですから、最悪の場合楊端和が何らかの原因で死んでしまうことすら考えられます。

 

つまり紀元前229年以降の楊端和は歴史の縛りから解放されて作者の原先生の構想に楊端和の命運がかかっているということです。

 

それではここで楊端和の紀元前229年以降を考えていきます。

  1. 敵に敗れて死亡
  2. 病気で死亡
  3. 秦国の六大将軍を引退し山界の覇を目指す戦いに集中する
  4. 紀元前229年以降の戦いでは全て副将や援軍として参戦

一つ一つ説明していきます。

敵に敗れて死亡

敵将に敗れ楊端和が討たれるというシナリオです。これについては様々な展開が考えられます。

これまで作中でのキーマンとして活躍していた楊端和を考えると単純に敵将に討たれて死亡は考えづらいです。

 

戦いの中で討たれるにしても主人公の信や秦王・嬴政のピンチを命を懸けて助けて亡くなるといったものになるでしょう。

 

病気による死亡

趙国三大天の藺相如がそうだったように突然の病死というのも十分考えられます。

ただ、これは作者の観点を想像するとちょっとあり得ないかなと思います。

 

というのも、人気キャラクターである楊端和の死亡は読者の関心を惹き付ける一大事に出来るからです。

命シーンになりそうな展開をわざわざ無下にするとは考えられません。

 

この予想は可能性が低そうです。

 

平地から引き上げ山界の戦いへ集中

山界の統一に向けて本命の戦いを山界に移すという予想です。

楊端和率いる山の民軍はまだ山界を統一していません

 

ですから何らかの事情によって山界の戦いへ戻らざるを得なくなり、平地の戦いからは抜けてしまうというものです。

その中で秦軍の六大将軍の地位も返上するでしょう。

これが一番可能性が高いかなと思います。

と言うのも楊端和の主戦場は平地ではなくなりますが、合従軍戦で見せたように援軍で突如現れた様な敵の虚を突く戦略もとれます。

活躍の場を残したまま平地から引き上げるといったところでしょう。

 

これだと楊端和が敗れたり死亡することなく自然な流れで歴史から名前を消すことが出来ます。

 

4.は紀元前229年以降の大戦で楊端和は総大将や副将を務めないというものです。

大きな戦で大将や副将でなくなれば歴史から名前が消えるのも自然ですからね。

しかしこれは可能性が低いと思います。

 

秦軍の六大将軍の一人として君臨する楊端和が大戦で大将や副将を務めないというのはあまりにも不自然だからです。

以上四つの可能性について考察してきました。

楊端和の紀元前229年以降の展開がどうなるかは必見ですね。

 

映画キングダム楊端和役は長澤まさみさん

実写映画キングダムでは長澤まさみさんが楊端和を演じています。楊端和のイメージに合っていると思いました。

内容は原作で言えば王都奪還編にあたります。ほぼ原作に忠実な映画になっています。

楊端和の迫力あるアクションシーンも観れますからまだ観ていない方は是非観てみて下さい。

⇒映画版のあらすじは!?登場人物は似てるのか?

 

楊端和のフィギュアが話題!

楊端和のフィギュアが発売しています。

キングダムのフィギュアは完成度が高く人気です。

 

楊端和のフィギュアも、かなり精巧な出来になっています。

一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

楊端和率いる山民族の特徴

秦国の西側に広がる山界。そこでは多くの民族が互いにしのぎを削っています。

楊端和の勢力もその中の一つなのです。ここからは楊端和率いる山の民についてまとめていきます。

 

山の民の民族性は狂暴?融和的?

秦国の西側に広がる山界の民族のことを指します。

山民族は独自の言語・文化を持っていますが、中には平地の言葉が分かる者も数人います。

 

民族性としては普段は穏やかでも戦闘シーンを始めとして敵対意識がある時はとにかく屈強で狂暴

しかし、秦王・穆公と山の民の『馬酒兵』の逸話では受けた恩に山の民が命懸けで報いようとする姿勢が見てとれます。

 

ここから恩に報いる一面と敵対心が強く狂暴な一面が共存していることが分かります。

まとめ

楊端和の情報を中心に山の民とはどの様な民族なのかをまとめてきました。

楊端和の活躍シーンというのはまだまだ少ない印象です。その為、まだまだ謎のベールに包まれているところもあります。

しかし今後秦軍が中華統一に向けて侵攻を活発化させるにつれてどんどん登場シーンが増えると思います。

楊端和の今後の活躍に期待しましょう。

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