
山の王という名に似合わず、作中で屈指の美を誇る山の王・楊端和。
女性でありながら武力・軍略共に山民族で屈指の実力です。
そんな美しく強いという魅力でキングダムの公式の人気ランキングでも上位にランキングされました。
楊端和や山の民とは一体何者なのか。
これまでの原作での情報を元にまとめていきます。
目次
山の民の民族性は狂暴?融和的?
秦国の西側に広がる山界の民族のことを指します。
山民族は独自の言語・文化を持っていますが、中には平地の言葉が分かる者も数人います。
民族性としては普段は穏やかでも戦闘シーンを始めとして敵対意識がある時はとにかく屈強で狂暴。
しかし、秦王・穆公と山の民の『馬酒兵』の逸話では受けた恩に山の民が命懸けで報いようとする姿勢が見てとれます。
ここから恩に報いる一面と敵対心が強く狂暴な一面が共存していることが分かります。
山の王・楊端和は山界の覇者?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社
楊端和は別名『山界の死王』と呼ばれています。
一見すると楊端和が山界の覇者かと思ってしまいますが実はまだ山界を制した訳ではありません。
その証拠として合従軍戦で秦国の絶体絶命のピンチに駆けつけて救った時も、その数日前まで山界の覇権を争って敵の一大勢力と戦っていたことが語られています。
山界には様々な部族がいて、楊端和はその中の一大勢力を率いる王だということが分かります。
少なくとも百を超える部族を統一しておりそれは楊端和のカリスマ性が成せる業だとしています。
楊端和は義理深い性格!?
王都奪還編で秦王・嬴政と盟を結んで共に戦った時も合従軍戦で秦国を救った時も楊端和たち山の民は同盟の名の下に血を流しています。
合従軍戦で秦の大ピンチに駆けつけた時は山界の覇権を争うために北のバンコ族との大戦の途中でした。
それを投げ出してまでも同盟を結ぶ相手の為に駆けつけたのでした。
山の民同様、その王である楊端和も非常に義理深く人情に溢れた性格なのでしょう。
その他の楊端和の性格が分かる場面としては、楊端和自身は他の勢力と同盟してでもいいから世界を広げたいとの発言がありました。
つまり、もっと多くの人々と関わりあったり多くの文化に触れていきたいということでしょう。
その為の手段としての武力であり、同盟であるということですね。
ここから分かるのは楊端和のスケールの大きさでしょう。人々を統べる王として相応の器を感じさせます。
武将としての特徴は万能性!?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社
武将としての楊端和の特徴を一言で挙げるなら『万能性』です。
武力と知略の両面で高い能力を発揮します。
ここでは楊端和の武力と軍略を詳しく確認していきましょう。
武力
山の民のなかでも最強の武力を持ちます。その強さはまだ未知数です。
強い相手との一騎討ちの場面が少ないのがその要因ですが、犬戎族・ゴバとの一騎討ちの場面では山の民の中でも屈指の武力を誇るバジオウと互角の相手だったにも関わらず圧勝しています。
このことから、かなりの武力があるのは間違いないでしょう。
また、少数部隊を率いての突破力は非常に高く、その威力は弾丸のように速い突破力だと評されています。
軍略
楊端和はいつも正面から敵をねじ伏せる。
側近のバジオウがそう話す通り、破壊力のある山の民の兵と己の爆発的な突破力を武器に戦戦います。
しかし、相手がそれでは通用しない場合には楊端和自身を囮にして相手の本陣を突く戦い方をするのです。
その戦いかたこそがつわもの揃いの山界の部族をまとめた軍略と言えます。
楊端和は既に大将軍級の武将!?

『キングダム』(C)原 泰久/集英社
楊端和は既に大将軍級の武将だと考えられます。
というのも、楊端和が大将軍の条件にかなり当てはまるのが理由です。
大将軍の条件に当てまはる
キングダムでの大将軍の条件として挙げられるのは以下の通りです。
- 檄による士気の爆発。
- どんな状況でも勝つための戦略を描く。
- 関わった人々の想いを双肩に宿す。
鄴攻略戦で列尾城を落とす時に楊端和は山の民の兵達に檄をとばして士気が爆発します。これは正に大将軍の成せる業でした。
また、戦局がかなり劣性でも常に勝つための策を取る姿勢というのは鄴攻略戦でも見せてきました。これも大将軍の性質に合っています。
最後に、想いを双肩に宿しているのかというところですが、山界の百を超える部族を統一してきた事実から多くの戦友や敵の想いを背負っているのは間違いないでしょう。
大将軍級の爵位を貰っている
合従軍戦で秦軍が絶体絶命の場面を楊端和率いる山の民軍が救った功によって秦王から『大造上』という爵位を貰っています。
この爵位は大将軍に相当するものですから、秦国としても楊端和を大将軍だと認めたという事だと思います。
鄴攻略戦で連合軍の将軍の1人を務める
秦軍の中華統一の夢を達成するための重要な一戦・鄴攻略戦で三軍からなる連合軍で一軍の将軍を務めています。
この事実だけでも秦軍で有数の将軍であることは認めざるを得ません。
以上のことから考えると楊端和は既に名実ともに秦軍の大将軍の1人であると言えるでしょう。
映画キングダムでの楊端和
映画キングダムでは長澤まさみさんが楊端和を演じています。楊端和のイメージに合っていると思いました。
内容は原作で言えば王都奪還編にあたります。ほぼ原作に忠実な映画になっています。
楊端和の迫力あるアクションシーンも観れますからまだ観ていない方は是非観てみて下さい。
まとめ
楊端和の情報を中心に山の民とはどの様な民族なのかをまとめてきました。
楊端和の活躍シーンというのはまだまだ少ない印象です。その為、まだまだ謎のベールに包まれているところもあります。
しかし今後秦軍が中華統一に向けて侵攻を活発化させるにつれてどんどん登場シーンが増えると思います。
楊端和の今後の活躍に期待しましょう。
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